無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

桐生の腕が背中にまわった。抱き合いながら激しくキスをする。

まただ。体の奥がズクンズクンする。

もっと


もっと


欲しい



でも何が…？


桐生はやがて千春の胸に手を伸ばす。


違う


もっと、もっと欲しい。
千春は桐生の腕をぱっとつかみ、スカートに隠れた自分の太ももにあてた。


「触って」

一旦唇から離れ、じっと桐生を見つめた。

桐生の手は動かない。
うろたえた表情をしている。

どうしていいかわからないみたい。

「こうやって…」


腕を掴んだまま、千春がリードするように触らせる。

背筋がぞくぞくする…