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押し寄せるぜっちょうを前に、千春はなんとか声を絞り出した。「あぁっくるっ…！」

するとふいに桐生は手を止め、なるべく膣を刺激しないように指を抜いた。

「あ…ぁ」

あと少しだったのに。

「ちょ、やめないでよー！今のワザとだ！！」

桐生はあえてそれにはとりあわず、もう一度濡れた指を膣に入れ込むと、高速でピストンをかけた。

「ぅ、あああ！」前置きなしのそれに身を縮めていた。

「ンンン！」

肩に力が入る。しかしいざと言うときになるとまた手を止めるのだった。