テキストサイズ

貧乳ヒメと書かない作家

第33章 悩みながらでも

桐生はふと机の上の本に目をやった。
千春にサインを頼まれた、千春お気に入りの自分が書いた本だ。

「そういやこれの題名教えてなかったな」

まさかこんな言葉、使わないと思ってたけど、今ならしっくりくる。

桐生はそっと千春のお腹に手を当てた。




「Vous êtes aimés…









君たちを愛してるよ」

















〈終わり〉






















ストーリーメニュー

TOPTOPへ