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貧乳ヒメと書かない作家

第6章 対談


「もしかしてさぁ…
千春ってかなりの小説
マニアだろー」


にかっと笑みを向けて桐生が聞く。


「だってさ、作家名鑑?だっけ?に書いてた紹介プロフィール覚えてたし、あれの最中にもよく聞こえなかったけど、好きだとか言ってたし」


千春は原稿を持つ手の力を抜いた。

「まぁね、バレちゃった」


本当は違う。



そう何人もプロフィールを覚えてないないし


無理してこの編集社に入ったのだって


桐生先生の作品に




桐生先生に




恋してしまったから…


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