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貧乳ヒメと書かない作家

第7章 言えないキモチ


桐生の伸ばした手には小説の原稿があった。


「言ったんだからぁ…はぁはぁっ…もっと…ん?
読めないー」


「あぁ、‘いじる’だなこんなのも読めないのか?」


「うっさいっ!こんな恥ずかしいのよんでやってんだから黙っててよ!」



…。


新人さん、早速桐生先生に虐められてる。

先生のイメージを膨らませるために読ませられているのだ。

僕はそう思って気持ちを切り替えて、二人のもとへ行った。


「先生ー新人さんなんだから怖がらせないで下さいよ!」





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