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貧乳ヒメと書かない作家

第8章 30分前のこと

だめだめだめ!

触られるのが恥ずかしいとかもあるけど、それよりも、


先生の小説のヒロインがみんな貧乳になっちゃう!
そうでなくても表現に違和感なんていうものはそれだけで読者離れになってしまう。


なんたって最近の若者は本は読まずにケータイ小説なんだからね!?


千春は桐生の手にしがみつくようにして離そうとする。


「えっ…」


すると桐生は甘えた声になる。


「だめ?」



「だめっ」



千春はついつられて子どもに言い聞かせてるような口調になる。


「なぁなぁ、ちょっとだけだからさぁ」


「だめなものはだめなのっ」


「ふーん…」


桐生は胸の上に手をのせていたのでそのまま揉みはじめた。


「じゃあ直じゃなくていいや。」


「あぅっ…」


優しく揉まれて、千春は背筋がぞくぞくしてくる。


「千春…」


桐生は千春の顎を持ち上げるとそっとキスをした。
軽くつつくようなキスからやがて

深く激しいく深いものに変わってくる。



苦しい…




でも





先生とのキスは






特別ドキドキする





狂ってしまいそうな…


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