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貧乳ヒメと書かない作家

第10章 知りたい女

「どうしたんですか?」

「実はその…松田さんにどうしても相談したいことがあるんです」


「は、はい」

松田はなんとか気持ちを落ち着けようとしていた。

「それでその…




会えませんか?」





ん?


「今からですか?!」


「こんな時間に悪いとは思うんですが…無理にとは言いません。また後日にでも」

どうしょう。
書類整理はなんとかなるとして

こんな時間に女性とあうのはどうだろうか。

でも


逆に言えばこんな時間でも相談したいことがあるってことで、

今きてほしいに違いないと思った。


「でも なんだか心配なので行きますよ。今は…事務所ですか?…はい。事務所に迎えにいきますんで待っててくださいね」


事務所なら30分くらいで着く。

松田は車の鍵と
わけのわからない少しの不安を持って外へ出た。


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