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貧乳ヒメと書かない作家

第12章 松田、手玉にとられる



如月は目を閉じて手で口元を隠し、
ゆっくりと押し寄せる快楽の波に集中していた。

おかげでしっかりと如月の身体をみることができた。


「あっ…ん…」

松田の動きに合わせ如月は甘い大人の女の声をだし、胸は軽くゆさゆさとゆれた。

ウエストは細く引き締まっている。そしてそのさらに下では、抜けない程度に出たり入ったりを繰り返している。確かに如月と繋がっている自分が見えた。

実感ほど人を興奮にさせるものは無い。

松田はさらにスピードを上げる。

「あぁんっいっちゃうっ」如月が苦しそうに言った。

「ダメっまだっいかないで…!」

30の大人の男が言うには子どもじみた言い方だったが正直な気持ちだった。

それが松田にとって如月の憧れという意識が何か別の気持ちに変わった瞬間だった。憧れより純粋で真っ直ぐなものに。

この気持ちをとどめたい一身の言葉だった。

しかし、松田がそう思うほどに速度が増して如月もそろそろ限界に近くなっていった。

如月の掴むシーツにシワが寄るのと同時に膣内の締め付けが強くなった。

「きついっ!うっ…そんなにしめたらっ」

それでも松田は我慢しながら無意識に激しさを増していく。

狂ったように胸が激しくバタバタと揺れた。


「んやぁゆぅっ!むりぃっきも…ちぃっわたしっイっちゃぁう!」


「くっ…」かく言う松田もそろそろだった。


如月の体が大きくびくんっとはねた。


脚の先まで電気が走ったように真っ直ぐにのばして。

松田は急いでソレを抜くと、まるで一気に栓を抜いたかのように白い液を出し、

如月のお腹に浴びせかけていた。

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