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paradise parade☆

第7章 生徒会

あずさ「よーし!!これでよしっ!
んじゃ、ゆのっちばぁい~~♪」


優乃「あ……うん。」


私はそのまま部屋を出て
図書室まで歩いていった。


ガラガラ……


優乃「あの~、遅れてすいません」


勇樹「そう思うならさっさと手を動かせ」


勇樹先輩、本当に意地悪……。


優乃「…………………………」


私も先輩も無言で本を整理している。
これって……しゃべってないとたいくつだなぁ。


優乃「あの~、勇樹先輩は……暇ではないのですか?」


なんか自分って意外と自信ある人??
だって意地悪な先輩に自分から話しかけるって
あんまりないよ?


勇樹「最初はな。もうなれた」





ですよね~~。





優乃「そっ、そぉですか……。」


勇樹「まぁ最初は道川も暇だと思うけど……俺が
しゃべるから大丈夫」


なんか…………意外と優しい?


優乃「変なこと言いますけど……気を使ってくれてるなら
ありがたいですが、大丈夫ですよ?」


勇樹「気ぃなんか使うかよ。俺も暇だし」


優乃「そうですか……?では、お願いします」


勇樹「お前話題ねぇか?ねぇなら俺から」


優乃「あ、はい。」


いろいろと話題は思い付くけど
どれを先に話したらいいか迷ったから。


勇樹「俺、好きなやついてさ…………。」


えっ!?いきなり恋相談!?えっ?
それとも恋バナ!?

つい、手が止まってしまう。


勇樹「どうした?手を動かせ」

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