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禁断のゲーム

第1章 目覚めたとき


一時間目が終わった時に
机の上に、紙きれがいきなり
飛んできた

その内容は
「すぐに中庭に来てくれ 加藤」
だった

何てラッキーなんだろうと
思った

加藤とは
加藤忠宏といい
このクラスの人気者で
容姿端麗
成績トップ
運動神経抜群

という、三拍子そろった
モテ男なのだ


私はすぐに、中庭に向かった

すると、彼はそこにいた

私は
「加藤!!」
と、呼びかけた
すると彼は振り向いて
「おお」

その言葉を口にすると
頬を赤らめながら

「おまえが好きだ!」
すぐさま、望んでいた言葉が切り出された
ちょっと、予想外だった
「付き合ってくれ!」

「ええ。いいわよ」
「ホントか??」
「ええ。けど、少しの浮気は許してくれるかしら?」
「え?ああ・・・」

少し戸惑ったようだが、
了承してくれた

「じゃあ、今日の放課後昇降口にいて!行きたいところがあるの」

「わかった。」

そう言って、私は彼と
遊びに出掛けることにした

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