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禁断のゲーム

第1章 目覚めたとき

放課後になった

利香は昇降口に向かい
忠宏の姿を探した
今日は、忠宏と遊ぶ約束をしたからだ

昇降口の扉の後ろに
忠宏は待っていた

「待ったぁ??」

利香は、笑顔で問いかける
忠宏は、振りむいて

「いや、ぜんぜん」

若干苦笑いで、答えた

「なんかあったの??」

「イヤ、他の男子が利香に告白したって聞いたからさ・・・」

利香は、ギクリとした
噂は早いなと感じた

「まあねぇ・・・けど
大丈夫だから!忠宏以外は何にもないから!!」

そういって、誤魔化した
そのときの笑顔は、自分でもひきつっている気がした

「そっか・・・で、どこ行くの?」

「え??決まってるじゃん!
 ラブホだよ?」

「・・・。マジで?」

「ダメかな?」

「いや・・・良いけど・・・」

「じゃあ行こうよ!」

「でも早くないかな?」

「そうかな・・・?」

「まあ、いいけど・・・」

利香は、忠宏をラブホ街に連れて行き
入って行った

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