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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第15章 真相

翌朝




「ユウヤさん!!

いい加減起きないと

マジで
遅刻ですよ!!」




「あ…ん……んん……」




まだ
布団でまどろんでたい
俺の肩をゆすって

マシロは
ちょっとキレぎみだ




「ユウヤさんっ!」




「マシロぉ~……」



って

甘えた声出して
マシロの手を握って
俺の胸に
抱きこもうとすると


女にしては
力の強いマシロは

するっと
俺の手から逃げ出し

俺の脚に
挟んでる布団を
取り上げた





「もう!

先に行っちゃい
ますからね!!」





「え!

ちょ、ちょっと待てよ

すぐ準備やっから!」





俺は急いで
布団から飛び出し

洗面所で
顔を洗った



着替えようと
部屋に戻ると



マシロは
もう布団を片付けていて



「早くしてください」



と、俺を睨みつけて



綺麗にたたまれた
Tシャツを
俺に渡した



ほんと


やることは
めちゃくちゃ女(笑)


あ、料理は
できねーけど(笑)




「あんがとな

マシロちゃん」





そう言って

ちゅっって

キスをすると





「ちゃ・・ちゃんとか

やめてください


気持ち悪いですから」





そう言って

マシロは
台所に行ってしまった。



耳を真っ赤にして。









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