
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第15章 真相
Side 神島
in 居酒屋
「開店前に
ごめんな、ママ」
「いいのよ
ちょっと早い出勤に
なっただけ
できるまで
座ってて?」
「あぁ・・」
俺は
親父との話が終わって
ママに電話をかけたんだ
マシロが
熱を出してるから
食べられそうなもん
作ってくれって・・・。
持っていくからって。
「マシロちゃんは
もともと
ガッツリしたもの
あんまり食べないもの
もうちょっと
食べないと
疲れたまっちゃうわよね・・」
「・・・・」
「島ちゃん?」
「・・ん?
あ・・わりぃ聞いてなかった
なに?」
「島ちゃん・・・・」
カウンターの向こうで
料理をしていたママが
手を洗って
カウンターを出て
いつもの場所に座る
俺のすぐそばに
歩いてきた
「大丈夫?島ちゃん・・」
大丈夫だと
思っていた
予想してたことなんだし
「なんか・・あった?」
でもそれが
事実だと言われると
「・・・ママ・・」
理由の分からない
動揺が走った
「なに?」
煙草吸っても
なんか
落ち着かねーんだよ
「ちょっと・・・
抱きしめていいかな・・」
「そのつもりで
ここに居るんだけど。
どっちがいい?
抱きしめるのと
抱きしめられるの・・」
in 居酒屋
「開店前に
ごめんな、ママ」
「いいのよ
ちょっと早い出勤に
なっただけ
できるまで
座ってて?」
「あぁ・・」
俺は
親父との話が終わって
ママに電話をかけたんだ
マシロが
熱を出してるから
食べられそうなもん
作ってくれって・・・。
持っていくからって。
「マシロちゃんは
もともと
ガッツリしたもの
あんまり食べないもの
もうちょっと
食べないと
疲れたまっちゃうわよね・・」
「・・・・」
「島ちゃん?」
「・・ん?
あ・・わりぃ聞いてなかった
なに?」
「島ちゃん・・・・」
カウンターの向こうで
料理をしていたママが
手を洗って
カウンターを出て
いつもの場所に座る
俺のすぐそばに
歩いてきた
「大丈夫?島ちゃん・・」
大丈夫だと
思っていた
予想してたことなんだし
「なんか・・あった?」
でもそれが
事実だと言われると
「・・・ママ・・」
理由の分からない
動揺が走った
「なに?」
煙草吸っても
なんか
落ち着かねーんだよ
「ちょっと・・・
抱きしめていいかな・・」
「そのつもりで
ここに居るんだけど。
どっちがいい?
抱きしめるのと
抱きしめられるの・・」
