
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第15章 真相
そう言って
ちょっと心配そうな
顔をするママを
俺は
席を立って
抱きしめた
「ご・・ごめんね・・」
「なにが?・・」
「料理・・してたから
ちょっと汗かいてるわ・・」
「汗かいてる女に
欲情する男は
多いんだぜ?
気にしてねぇよ・・・
・・・安心する」
「・・・・」
「ママ・・」
「・・なに?」
「マシロは・・」
「・・うん」
「・・・妹だったよ」
「・・・・・」
いつもなら
俺に
説教したり
俺を
なだめたりする
ママが
無言になっていた
「心配すんなよ
そうかもしれねーって
思ってたから。
マシロの
あの漆黒の瞳は
誰かに似ていると
思ってたんだ
カメラを覗く
親父の目に
似てたんだな・・・。
危なかったよ
ママに
ユウヤに
どきどきするかって
聞かれたとき
俺
言わなかったけどさ
マシロにな
ちょっと
どきどきしてたんだよ(苦笑)
でも
ずっとどっかで
引っかかってて・・・」
「写真集の事?」
ママが
顔を上げて
俺を見た
「あぁ
それもだけど
あの親父が
俺に
頼み事なんか
するはずがないんだ
余程のことが
ない限り。
マシロは
俺の昔の写真が
異常に好きでな
歳とってできた
孫のような
娘の頼みを
聞いてやったんだろーな
なんとなく
分かんのかな・・
血がつながってるとか
そーゆーのさ・・。」
ちょっと心配そうな
顔をするママを
俺は
席を立って
抱きしめた
「ご・・ごめんね・・」
「なにが?・・」
「料理・・してたから
ちょっと汗かいてるわ・・」
「汗かいてる女に
欲情する男は
多いんだぜ?
気にしてねぇよ・・・
・・・安心する」
「・・・・」
「ママ・・」
「・・なに?」
「マシロは・・」
「・・うん」
「・・・妹だったよ」
「・・・・・」
いつもなら
俺に
説教したり
俺を
なだめたりする
ママが
無言になっていた
「心配すんなよ
そうかもしれねーって
思ってたから。
マシロの
あの漆黒の瞳は
誰かに似ていると
思ってたんだ
カメラを覗く
親父の目に
似てたんだな・・・。
危なかったよ
ママに
ユウヤに
どきどきするかって
聞かれたとき
俺
言わなかったけどさ
マシロにな
ちょっと
どきどきしてたんだよ(苦笑)
でも
ずっとどっかで
引っかかってて・・・」
「写真集の事?」
ママが
顔を上げて
俺を見た
「あぁ
それもだけど
あの親父が
俺に
頼み事なんか
するはずがないんだ
余程のことが
ない限り。
マシロは
俺の昔の写真が
異常に好きでな
歳とってできた
孫のような
娘の頼みを
聞いてやったんだろーな
なんとなく
分かんのかな・・
血がつながってるとか
そーゆーのさ・・。」
