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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第4章 湖

部屋に戻ると
もう外は
薄暗くなっていた


冷蔵庫から
ジンジャエールを
取り出し
ソファーに
腰を下ろすと



「まだ

焼かないんですか?」



とでも
言いそうな
マシロが


ドアのそばで
突っ立っていた


しばらくぶりに
ココに来て
居場所を
見つけられないのか
なんなのか・・・





あぁ・・

そうか・・・





「そもそも

お前を
連れてくるつもり
なかったから


悪いな(苦笑)」




ついたても
していない
リビングは

ベットが丸見えで


しかも
ベットの上は
起きた時のまんまで・・




「あ、いえ

全然気にしてませんから」





「(笑)

どーゆー意味だよ」





「え?

い、いえ・・別に・・」





「よいしょっ」





せっかく
座った腰を上げて

とりあえず
ついたてをして
ベットを隠し


俺は

脱ぎっぱなしの服を

隠したベットの上に
放り投げた





「とりあえず

ソファー座れよ


ちっとくらい
休憩させろ」






「あ、はい
もちろんです

ゆっくりして下さい」

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