
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第4章 湖
その声で
マシロは
暗室でテキパキと
準備を始め
俺の指示にも
的確な動作を見せた
ここが
見たかったはず
マシロは
暗室での作業が
きっと嬉しいはずなのに
相変わらず
クールで
いわゆる女の子のような
「わ~~~すごいですね~~」
みたいな
そーゆーのも
一切なく
一切ない
そのかわりに
全てを見逃さないとでも
言うような
漆黒の瞳が
俺を
ひきつけた。
本当に・・
マシロを男だと
錯覚してしまいそうだ
「さて・・・
マシロ
この先は
お前のやり方で
やってみ?」
俺は
マシロの
やり方で
マシロの好みの写真が
浮かび上がるのが
見たかった
コイツの・・・
心の中が
見えるような気がして
知りたくて
なんだか
知らねーけど
見たかった
私のやり方なんて
普通だからと
珍しく
ためらうマシロの
後ろに立ち
「んじゃあ
学校で
教えてもらったやり方
俺に見せろ」
そう言うと
マシロは
黙って
現像液を調合しはじめた
**写真を現像する際
現像に使用する材料の
割合などで、色彩を変化
させることができる
更に
ぼかしの度合いを調整すると
現像する人のセンスや
好みによって
仕上がりに個性がでる**
マシロは
暗室でテキパキと
準備を始め
俺の指示にも
的確な動作を見せた
ここが
見たかったはず
マシロは
暗室での作業が
きっと嬉しいはずなのに
相変わらず
クールで
いわゆる女の子のような
「わ~~~すごいですね~~」
みたいな
そーゆーのも
一切なく
一切ない
そのかわりに
全てを見逃さないとでも
言うような
漆黒の瞳が
俺を
ひきつけた。
本当に・・
マシロを男だと
錯覚してしまいそうだ
「さて・・・
マシロ
この先は
お前のやり方で
やってみ?」
俺は
マシロの
やり方で
マシロの好みの写真が
浮かび上がるのが
見たかった
コイツの・・・
心の中が
見えるような気がして
知りたくて
なんだか
知らねーけど
見たかった
私のやり方なんて
普通だからと
珍しく
ためらうマシロの
後ろに立ち
「んじゃあ
学校で
教えてもらったやり方
俺に見せろ」
そう言うと
マシロは
黙って
現像液を調合しはじめた
**写真を現像する際
現像に使用する材料の
割合などで、色彩を変化
させることができる
更に
ぼかしの度合いを調整すると
現像する人のセンスや
好みによって
仕上がりに個性がでる**
