妄想しながら素直になろうよ
第4章 子猫で妄想
「かずなり。俺もすげぇいい」
名前を呼んだ瞬間、キュウッと締め付けられた。
「ちょっ、課長。ヤバイ・・ですって」
「あぁ、かせ・・っおれ・・へんっ、あぁぁ!よすぎ、て・・とまん、な・・いぃ」
自分で激しく腰を動かし、前立腺めがけて何度も打ち付ける。
胸の鈴を両方引っ張り、パチンと音がして外れた。
「あぁぁぁぁ!ひっ・・ん、もぅ・・いっちゃ・・う・・」
「はい、一緒にいきましょうか?」
「あっ、あっ、いっしょ・・にっ、はぅん!あぁぁぁ」
ベタベタの内海のモノをきつく握りしめ、内海の身体が浮く程の勢いで腰を突き上げた。
「あぅぁぁぁぁぁぁ!はや、くっぅぅぅ」
「くっ、ふっん・・・」
内海の最奥に熱い迸りを放出し、それと同時に戒めを解いた。
「あぁぁぁっっぅくんっうっ、はっあぁぁぁ!」
豪快に白濁した粘液をおれの腹にぶちまけた内海は、くったりと崩れ落ちた。
「加瀬、みやぁ・・」
しばらく抱きしめていると、ボソボソと言葉が降ってきた。
「何です?大丈夫ですか?」
「もっかい・・名前、呼んで?」
やばくね?
これ、この生き物の可愛さって、ヤバイよ。
「一成」
「もっかい・・・」
「一成、あんたが大好きです」
「俺も・・加瀬宮、大好き」
ああ、もう一回つっこみてぇ・・
そう思って内海を見ると、すでに安らかな寝息を立てていた。
エロくて可愛い俺の課長。
正気に戻った俺は、毎度のことながら大きなため息をついた。
こんなんが、現実になんねぇかなぁー。
なんねぇだろうなぁ・・・
子猫がそれに答えるように「ニャー」と鳴いた。