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『よし！最後に〔パイロット名〕を入力するんじゃ。さっきと同じく必要事項の後に〔Decision〕と叫んで押すんじゃぞ。』
『はい！〔パイロット名：サキ〕！登録〔Decision〕！』
そう叫んだ後、サキは力強く赤いボタンを押した。
サキが登録した事によって達也に続き、〔カイザー・ロボット〕に２人目のパイロットが誕生したのである。
『やったー！これで〔カイザー・ロボット〕のパイロットは二人目だぞー！』
達也は、そう言って二人目のパイロット誕生を心から喜んだ。
しかし、嶺岸博士は達也に
『バカモン！』
の罵声と共にゲンコツを一発お見舞いした。
『イッテー！何すんだよ、博士！』
『全く！二人目のパイロットが誕生したぐらいで図に乗りおって！こんな調子では先が思いやられるぞ！』
『っかく二人目のパイロットが誕生したってのに何で俺がグーで殴られなきゃなんねーんだよ！』
『お前さんにはパイロットとしての自覚が足りんからじゃ！』
『な、何だとー！？』