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5人の暴走族と、冷酷少女

第1章 おかしい







私が、リビングのドアを開けると、待っている。
あの、木で建てられた、首吊りの、物。


もうすぐだからね。
もうすぐで、死ねるからね。




泣きながら、女は、笑っていた。

クスクスクスクスうるさい。
のに、逆らえない。


そしたら、殴られる。




ヤられる。

だから、やり返せない。


きっと、ヤられる。



あの女は男を操る、最低な女だから。

私を玩具に、して、男の物をいれられる。




いやダ、イヤだ、イやだ、いヤだ。




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