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母を観察?

第12章 母…緊張する


おぉ…

母が…緊張しています


今日は、憧れの漫画家さんと打ち合わせです。


ほら、母の作品の打ち合わせ。



前にも言ったが…母は、描いてくれる漫画家さんの大ファン



朝から…緊張しています



「母さん…ご飯食べないの?」


『いや〜無理、緊張し過ぎて…ご飯が喉を…
あ〜緊張する…お腹痛い』


「何じゃそりゃ…
しかし、有名な作家さんと仕事が出来るなんて、すごいね母さん」


あ…母の目が輝きました!


『ふふふふ…はははは…
すげ〜だろ!
羚君のお母さんは…意外とすごい人なんだぜ!』



「ま…BLだけどな…」



あ…やべ…




『羚君!!!BLを馬鹿にしてはいけないよ!!!
BLはファンタジーの一種なんだよ?BLは女子による女子のための別世界のお話しなんだよ!!!
男子の未知なる世界を綺麗なオブラートに包み…汚いものは見せない!愛の形なんだよ!夢、ロマン!卵の黄緑と白身的な――――――!!!』



「後半…意味わかんねぇし」



母は意味不明なBL談をし、少し緊張が和らいだみたいです



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