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母を観察?

第12章 母…緊張する




多少緊張をしていますが、打ち合わせに向けて準備中…



身支度をととのえ?え?


あれ?



リビングで悶えてる人間がいますけど…



『う゛…げ…』


母がゾンビの様にこちらに手を伸ばして…すんげぇ顔でヘルプ!!!って感じなんですけど!!!



「母さん…緊張で…まだ腹痛いの?」



『う゛…多分…めっちゃくちゃ痛い!』



母の額からは汗まで…


「父さん!?母さん、おかしくないか?」




「おかしいのは今に始まった事じゃないだろ」



いやいや…父よ、冗談じゃなくてさ



『やばぃ!!!』


母は最速の男ボルトばりのダッシュでトイレに駆け込んだ!!!



『!!!』



「・・・・・」



母…リバース&下からも…


「え?大丈夫か!!!?」


母のただならぬ様子に俺は少し…少しだけ焦った…


緊張でリバースと下痢って…どんだけデリケートなんだよ?





「あ…母さん…昨日…牡蠣、食べてたよな?」


父の質問に、昨日の夕飯を思い出す…


「あ〜…でっかい牡蠣…スーパーで買ってたな…」


「それ…焼き牡蠣にしてたか?」



ん?言われて見れば…




「生で…レモン搾って食ってた…」








母は…緊張で腹が痛いのではなく…




生牡蠣にあたったみたいです…





母は、打ち合わせに行けず…しばらくトイレを占拠した…




ついてない女だな…母は…


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