
わたしたちの初恋
第1章 桜咲く
「入学式のあと…暇だけど…ど、どうして??」
そわそわしながら、返事しちゃった…。ちょっと緊張しすぎかな?でも、ドキドキ止まらないー!
「よかった!一緒にカード作らない?俺、こーゆうのあんまり得意じゃないから女子いた方がやりやすいかなって思ってさ!」
「い、いいよ!わたしもあんまり上手なわけじゃないけど1人でやるより、誰かとやったほうが楽しそう!」
「じゃあ、放課後マックかどっかでやろっか?」
「うん…っ!」
ニコッと笑って「ありがとな!」って言った須藤くんが、キラキラしてて見てられなかった。
そんな会話をしていたら、入学式の始まる時間になっていた。
