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わたしたちの初恋

第1章 桜咲く




わたしは、高校1年生にもなって、恋すらしたことなかった。

ドキドキするとか、胸が痛いとか、そんなこと感じたことなくて、今日は初めて須藤くんと会ってドキドキが止まらなくて、それで息が詰まったりして。

わたし、どーしちゃったんだろ。そう思ってたら、これが恋ってことなんだって分かった。


無知にもほどがあるなぁ、なんて思いながらも遅めの初恋スタートです。



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