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可愛い君

第16章 意外な赴任者

コポコポコポコポ……




「ふぅ…」


私は浅く溜め息を吐き

食器棚から皆のコーヒーカップを

取り出していた。




カツン…


「久しぶりだね。野々村さん。」


振り返ると堺さんが、
給湯室の扉の側に立っていた。



「………堺さん……。」



「ちょっと話しない?」



「……はい。」




私は堺さんと給湯室を後にした。






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