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永遠(トワ)に愛す

第2章 …暗黙の掟…

 
 
 
「んっ…んんっ‥‥あっ ‥‥」
 
「このまま押し倒したい ところだが
 今から出掛けないとい けない…
 俺が帰るまで‥いい子 にしていろよ」
 
「う‥うん…
 あの…シンさんも一緒 に行くの?」
 
「なんであいつの名前を 知ってる」
 
「えっあっ…
 廊下で会った時に自己 紹介されてっ」
 
「…そうか…シンも一緒 だ
 …寂しいのか?」
 
「ちょっと…」
 
 
 
寂しげに見つめるりんに、響夜は愛おしげに‥また唇を重ねた‥‥
 
 
 
 
 
響夜とシンが屋敷を出て行った後…
りんはバスローブ姿で、食堂で用意してくれていた朝食を食べていた。
 
 
 
 こんな広いとこでひと りなんて…
 やっぱり寂しい‥‥
 
 ‥‥‥ん?
 今は…わたしひとり… 帰るなら今しかない
 
 …でも…
 響夜と‥離れたくない ‥‥‥
 
 
 
両親や友達の顔がちらつく中…
まだ体に残っている温もりに、胸が締めつけられた‥‥
 
 
 
 響夜に‥話してみよう かな…
 
 お母さんとお父さんに 響夜を紹介したい
 一緒に暮らすことを認 めてもらいたい…
 由紀とかおりにも‥彼 氏ができたって教えた いっ
 
 …響夜は‥なんて言う かな‥‥
 
 
 
 
 

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