
永遠(トワ)に愛す
第1章 …初恋の人…
「ねぇっりん
さっき三年生の人に告 られてたけど
付き合うのっ!?」
休み時間…
二年生の教室で、仲のいい友達2人と机を囲んで話しをしているりん…
「断ったよ」
「えっ!?なんでっ?」
「イケメンだったのにっ !?
もったいな~いっ」
「だって…
告白されてる時‥ずっ と体ばっかり見てたん だもん‥‥」
「そりゃ見るでしょ!
りん‥スタイル抜群だ し♪」
「童顔で胸大きいのって 男好きだからね~」
「童顔は余計だよっ…」
苦笑いしながら、その後も彼氏を作る‥作らないという話しが続いた――――……
その放課後…
友達2人は彼氏とデートで、りんは一人寂しく家に向かっていた。
彼氏かぁ~‥‥
…あの人…今なにして るんだろう‥‥
小3の時‥ここに引っ 越したばっかりで
遊ぶ友達がいなかった 頃…
よく話し相手になって くれたお兄ちゃん‥‥
ものすごくカッコよく て優しくて…
いつも頭撫でられてた なぁ‥‥
年も‥住んでる所もわ からないまま
遠くに行くことになっ たって言われて‥‥
20歳くらいだとした ら今は‥27か8くら いかな?
…必ず迎えに行くって ‥‥
そう言ってくれた時は すごく嬉しかった‥‥
「りん」
