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永遠(トワ)に愛す

第1章 …初恋の人…

 
 
 
 えっ…
 これって‥食べろって ことだよね…?
 
 
 
近づけられたスプーンを見つめ、恥ずかしそうに頬を赤くさせた。
 
 
 
「どうした?」
 
「えっいや‥なんでもっ …」
 
 
 
意を決してスプーンに口をつけると‥ぶどうの甘さと程良い酸味が、口の中に広がった。
 
 
 
「おいし~いっ♪
 こんなおいしいゼリー 食べたの初めてかもっ 」
 
 
 
満面の笑みを浮かべるりん…
響夜は満足そうに、その可愛らしい笑顔を見つめた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
朝食を終えたりんは、広い屋敷の中を案内され… 
最後のドアを開けると‥広い大浴場があり、床も浴槽も大理石で出来ていた。
 
 
 
「うわぁーーーっ!」
 
 まるで大富豪のお風呂 みたいっ!!
 
 
 
目を丸くさせながら浴室内を見渡していると、いきなり後ろから抱き締められた――――
 
 
 
「一緒に入るか?」
 
「えっ…!?いやっ…
 その‥‥」
 
「りん‥‥」
 
 
 
耳元で囁く、色っぽい声と吐息に…
体がビクッと跳ね、反射的に固く目を閉じた‥‥ 
高鳴る鼓動と‥熱くなる体‥‥
 
響夜は、首筋に唇を寄せ‥優しい手つきで胸に触れた―――
 
 
 
「あっ‥‥」
 
「昨日の続きだ…」
 
 
 
そう言って‥もう片方の手を、下から上へ太ももを伝わせた‥‥
 
 
 
「あっ…ダメっ‥‥」
 
 立っていられなくなっ ちゃうっ‥‥
 
 
「そんな声聞かされたら 止められなくなるだろ ‥‥」
 
 
 
響夜の手は激しくなり‥胸を触れていた手で、力が抜けたりんの体を支えた‥‥
 
 
 
「あぁっ…ふっ‥‥あっ ‥‥」
 
 そんなっ‥激しくしち ゃあ――――……
 
 
 
 
 
 

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