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プリンセスを護衛

第23章 運命の合格発表

「乗りなよ。」

大地は敢えて何も聞かなかった。
美憂にとってはありがたかった。
大地は何も言わず走りだし、ある場所で止め美憂を降ろした。

「じゃあな。待っててほしくはないんだろう?」

大地の言葉に美憂は黙って頷き、合格発表に見に行った。
大地はバイクにもたれ空を見上げた。
晴れて澄んだ空だった。

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