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プリンセスを護衛

第27章 履修登録

履修登録日になった。
優馬と美憂は美憂の家で授業について話し合っていた。

「履修登録って何?」

美憂が学生便覧をめくりながら聞いてきた。
紙に自分が履修した授業の名称と単位数を書き出していた優馬は手を止め顔を上げた。

「ん?ああ、履修登録?」

「うん。何なの、履修登録って?しなくきゃいけないの?」

優馬は苦笑した。
美憂はそんな優馬の表情を見て言った。

「何よ。その顔。」

優馬は下を見ながらクックッと笑った。

「いやいや、履修登録は授業を自分で決めることだからな。」

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