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プリンセスを護衛

第31章 優馬の強気

「まんまよ。高校生がピアスや髪を染める必要がある?そういうのやるってことは自分に自信がないのね。可哀想。」

美憂は相手がグサリとすることを平気で口にする。
優馬はこの美憂の性格を心配していた。

「このクソ女!」

いきり立った化粧女が美憂に殴りかかろうとした時、圭太が戻ってきた。

「何やってるんだ!」

圭太が怒鳴ったが女は全くひるまない。完全になめている。
その時、机をバンと叩く音が響いた。

「いい加減にしろよ!お前ら、うるさいんよ!」

隣の席に座ってた人、気付かなかった。

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