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プリンセスを護衛

第36章 長編 大学生の夏はちょっと贅沢?

「でも誰が自腹で行くの?私は嫌だからね!」

美憂がキツク言った途端、場の空気が一瞬凍った。
即座に優馬が言った。

「ミュウ、せこいよ。この場合は2人分は全員で割り勘が一番だと思うけど。」

もちろん優馬の意見には全員が賛成だった。
2人分を6人で出し合い、つまり1人分を3人で出し合うのは大した出費にならずに済んだのだった。

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