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プリンセスを護衛

第5章 帰りに車の中で

それはなぜ優馬に電話がかけてきたのだろう?

「…、分かんないや。」

考えても無駄だからやめて、さっき作りかけた肉じゃがを作り始めた。

「よし出来た。」

優馬は肉じゃがとご飯で夕食を済ませたのだった。
寝ようとした時、また電話が鳴った。

「こんな非常識な時間に誰だよ…。」

ブツブツ言いながら出た。

「はい。千葉です。」

「優馬?美憂だけど。」

「何だよ?僕、今から寝るんだけど。」

「明日さ…」

「あー、ムリ。」

「はあっ?」

「明日はそもそも休みだろ、僕は。もう予定ありだし。」

「チェッ。」

「仕方ないだろう?」

「分かったわよ。今回は我慢するよ。」

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