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プリンセスを護衛

第44章 犯人を突き止めろ!

水野はキョトンとした顔で言った。

「ちょっと待てよ!俺だって指で突くぐらいしたんだから指紋ぐらい…」

大地と明希は困惑顔。
優馬は俊を見つめた。
俊は何でもない風に言った。

「付くだろうね。でも、突いただけなら二つも付くかな?」

そして片栗粉で採取したものを見せた。

「言い逃れできますか?」

俊が言い、優馬も続いた。

「君は突いたかもしれないけど、摘まみでもしない限りこんなにべったり指紋は付かないよ。」

大地は水野を見つめた。

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