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プリンセスを護衛

第44章 犯人を突き止めろ!

優馬の笑顔が固まった。

「優馬さん、調子でも悪いんですか?」

「なんで?」

「そんなバカみたいな笑顔止めてください!作り物の笑顔って俺、大っ嫌いだ!」

俊も明希も水野もポカンとした。
優馬のバカ笑いも大地のことも訳が分からない。

「優馬、熱でもあるか?」

俊もおかしく感じたらしい。
水野のミスターコンどころの話ではない。
俊と大地は優馬を見つめた途端、驚いた。
さっきまで笑ってた優馬が顔を突っ伏して泣いていた。
全く訳が分からない。

「優馬、今日は帰った方が良い。」

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