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「じゃあ、なんで法学部？」

「受かったから。」

優馬は結構ギリギリで受かったタイプだ。
センターも一次試験も落ちて最後の最後に二次試験で通ったタイプだ。
学部なんて選んでられない。

「とりあえずさ、唐揚げでも食べない？」

俊が一つのお店を指していた。
演劇部のお店だ。
泉と大地が売り子。
優は会計だった。

「優が買いに来てくれってうるさくて。」

俊が苦笑する。

「成瀬さんの妹さんってどんな子？」