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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

にっこりと笑って言った。

「こんばんは。法学部3年、千葉優馬です。よろしくお願いします。…どうかな?」

「良いけど。もう少し爽やかな笑顔出来ないの?」

美憂は不満顔だ。

「それってどういう顔だよ…。」

「どうって爽やかな顔よ。」

意味不明である。
圭太が言った。

「にっこりと言うよりサラリと言う感じじゃないでしょうか?」

余計に分からない。
今度は俊が言った。

「俳優さんがやってる笑顔だよ。いかにも笑ってる感じじゃなくて自然に微笑んでるみたいな?」

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