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「で結局どういう話にする？」

大地が全員の顔を見渡すが全くストーリーが思い浮かばないようだ。

「こんなのは？」

言いだしたのは圭太だった。

「転校生が現れる話。何かと問題がある学園にさ、謎の転校生が現れて学校を変えていく話。」

「ありきたりって言えばそうだけど前の古風な恋愛ものよりはマシね。」

美憂はやはり口が悪い。

「どういう意味だよ…」

圭太はガックリ来てる。

「でも悪くないと思うよ。脚色次第でいくらでも面白くできそうだし。」

大地が言う。