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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

優馬が転入してから1週間。
優馬とよく話しているのは日向圭太。
明るさならだれにも負けない自信のある男の子だ。
優馬に仲の良い友人が出来たことは喜ばしいことだが優と美憂には心配だった。
圭太はとても良い子だ。
でもただ単に元気って訳ではない。
気が強く、人に従うのをひどく嫌う。
生徒会に支配されたこの学園で今まで何も起こらずに平穏に過ごせてこれたのが不思議なくらいだ。
だから心配だった。
圭太が目を付けられたと同時に優馬にも火の粉が降りかかってこなければいいが…。
優は兄の俊に相談した。
俊はパソコン部の部長だった。
いや、表向きは公式な部活になっているが中身は少し違う部活だった。
「生徒会反逆会」
これが中身である。

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