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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

「日向くんのせいで怪我したんでしょう?」

「なぜ圭太があんなことしたのか僕には分からない。でも…でもな…」

圭太はびしょ濡れの顔を上げ優馬の顔を見つめた。
その時、大地が優馬の方へ向かって右ストレートを繰り出してきた。
優馬はスレスレでかわしたが眼鏡が拳をかすめて床に落ちた。

「あっ!!」

優馬が顔を上げたと同時に声を上げた人物がいた。
水原明希だった。

「何だよ?水原…」

大樹が言ったが彼は呆然としたまま優馬を見つめていた。

「優馬…、千葉優馬か?」

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