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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

明希は静かに首を降った。

「それも半分はあるけどさっきよく考えてみたんだ。この学校のシステムについて。」

明希は少しうつむきながら言った。
サラサラした前髪が綺麗だった。

「俺、生徒会に入る前にはこの学校をもっと良くしたいという願望があった。漠然とした言い方だけど。」

圭太は首を振った。

「『もっと良くしたい』それだけで充分だよ。」

明希は少し笑って言った。

「生徒会に入ることが出来た時、本当に嬉しかった。」

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