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プリンセスを護衛

第56章 美憂の抱えるもの

クリスマスも終わり、年末も本格的に近くなったころ優馬は久しぶりに圭太に会った。

「圭太!久しぶり!」

優馬は圭太はいきなり声を掛けられ驚いたのかパッと顔を上げた。

「…優馬さん。」

圭太はホッとしたような顔をしていたが顔色が悪いことに優馬は気付いた。

「圭太、何かあったのか?」

「???」

「顔色が青いよ。」

圭太は驚いた顔をして鏡を鞄から引っ張り出した。

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