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プリンセスを護衛

第60章 圭太と犯人

「圭太?どうしたの?」

優馬がベットから上半身を起こして病室に入って来た圭太を見た。
いくらか顔色も良くなり、元気そうである。

(やっと退院出来そうなのに。)

圭太は黙ったまま、優馬を見つめていた。

「圭太?」

優馬の呼びかけにやっと気付いた。

「あっ、え?はい?」

「どうしたの?そんな怖い顔して。」

「怖い顔…してました?俺。」

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