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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

チェックアウトしてロッジを去って数日後…

明希と一緒に学校を出ようとした大樹はピタリと足を止めた。
校門のところに停めてあるバイクに見覚えがあった。
大樹は真っ青になってガタガタ震えだした。

「水野、どうした?」

「…んで?」

「えっ?」

「なんで、あれが?」

「それは俺のだからさ。」

聞き覚えがある声だった。
そこには予想だにしない人が立っていた。
なんでこの人が学校に?

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