無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

大樹はふと思い、聞いた。

｢俊也さんは…知っているのかな？｣

｢いや、知らないよ…え？｣

大地は考えた。

(本当に知らない？)

明希が口を開いた。

｢じいやさんのことは多分、ちゃんとは知らないかもしれない。でも、水野に対しての星川さんのことを気を付けるような発言、“夜の”3階へ上がらすなという2つのことから推測するに不思議には思っているかも。｣

(じいやさん、俊也さんのこと考えてない。)

その時、大樹の頭には恐ろしい考えが浮かんだ。