プリンセスを護衛
第61章 2年生の物語
「じいやさん、東さんっていうんだよね?今、ロッジのホームページをスマホで見たんだ。彼の名字は東じゃないらしいし。」
「なんて?」
「城戸(きど)。城戸俊也。」
優馬は答えた。
泉がやって来た。
携帯を手に持っている。
「大地、携帯忘れてたから持って来たの。それから、あなたに伝えるように言われことがあるんだけど?電話でね。」
「誰から、姉さん、誰から!」
「えっ?俊也さんっていう人。彼、いきなりこんなこと言ったの。自分には父はいるけど母はいない。それなのに自分は母方の祖父に引き取られているって。」
「なんて?」
「城戸(きど)。城戸俊也。」
優馬は答えた。
泉がやって来た。
携帯を手に持っている。
「大地、携帯忘れてたから持って来たの。それから、あなたに伝えるように言われことがあるんだけど?電話でね。」
「誰から、姉さん、誰から!」
「えっ?俊也さんっていう人。彼、いきなりこんなこと言ったの。自分には父はいるけど母はいない。それなのに自分は母方の祖父に引き取られているって。」