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｢うるさいっ！俊也はあの女の息子なんだ！あの悪女の…｣

｢母さんの…母さんの悪口を言うなっ！｣

俊也が怒鳴る。
俊が宥めるように俊也の頭に軽く手を置くと口を開いた。

｢俺、ずっと分からないんだ。お前と東川星の関係が分からないんだ。｣

俊が続けて言う。

｢あなたが東川さんに手を貸したことが不思議でならないんです。東川さんが水野くんを襲おうとした理由は優から聞いたことで多分、正解なんだろうけど。｣

東川が優が好き。
東川にとって大樹は邪魔だった。