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俊が言った時、

｢それだけじゃないよ。｣

東は俊也の首筋にナイフを突き付けて言った。

｢何！｣

｢1人殺ったら、あまり変わらないんだ。あとは…｣

｢まさか！｣

俊也は真っ青になった。
俊也の母親、紗由理はいない。
東の息子は紗由理が好きだった。
東は紗由理を憎んでる。

｢そうか…そういうことか…｣

大樹が呟いた。