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プリンセスを護衛

第63章 新学期スタート

「ハァー、恐怖の4年生かぁ。」

俊が新学期早々ため息をついている。
その横で優馬は苦笑していた。

「就職状況ってのは一時期よりは良くなったらしいけど、一体どうなるのか?やってみなきゃ分からないよ。」

「あーあ、もう少し資格取得しとけば良かったかしら?」

そう言って優馬と俊の話に入ってきたのは泉である。

「泉さん、何か資格持ってないの?」

俊が聞くと笑って答えた。

「MOS (モス)、マイクロオフィススペシャリストと自動車免許なら取ったけど、簿記でもあったら良かったかな?」

「僕もその2つなら3年生の時、取ったよ。ギリギリでね。」

「マジか…」

優馬の言葉に多少ショックを受けた俊だった。

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