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プリンセスを護衛

第64章 花見での出来事

「いや、それにしても優馬さんの虚ろな目には、かなりギョッとしましたよ。」

「ああ、それな。俺もゾッとした。背筋が凍るよ、あれは。」

圭太と大地が話している。
あの後、優馬たちはアヤメも交えて近くのカフェでお茶をしていた。

「合図をどうしようと考えたんだ。あからさまに分かりやすいヤツだと相手は確実に気付くだろうし。まあ相手を怯ますつもりでもあったんだけど、それに関しては無駄だったね。」

優馬が苦笑しながら言う。

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