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プリンセスを護衛

第65章 美憂のわがまま

仕方なしに新しくフライドポテトを買い直そうとファーストフード店の店員のお姉さんに頼もうとしたところ…

「はい。」

フライドポテトが差し出された。

「さっきの喧嘩見てたわよ。カッコいいね、彼女を守る男の子って。」

そう言って優馬にポテトを手渡す。

「これ、私の奢りにしとくから、ねっ!」

そう言って軽くウィンクする。
優馬はお礼を言って席に戻ると美憂がパンケーキの乗ったおぼんを両手に戻ってきたところだった。
こうしてやっと昼食にありつけた2人であった。

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